一歩下がって考えてみた-Black tee thinking

50代、海外在住です。日々気づいたことを書き溜めています。

旅行先のスマホSIMでAiraloを使ってみた(2023年5月4日)

最近の海外旅行で特に面倒くさいのがスマホSIMの確保だ。荷物をピックアップして到着ゲートに出た後、最初にあれこれSIMの手続きを行うのは本当に憂鬱になる。しかも空港で買うと割高なことが多く、その点も腹立たしい。

なのでeSIMを利用してみたところ便利だったので紹介したい。なお、ここで紹介する会社とはおカネの授受が一切ない点を予めお断りしておく。

国外旅行で最初にeSIMを使ったのはジョージアだった。最初は空港で手続きをするつもりだったが、試しにAiraloという会社のサイトからeSIMを購入したところ値段も安く簡単だったので、次の旅行先だったヨルダンでも同じ会社で利用してみたところ、こちらでも問題は無かった。

費用は当然ながら国毎に異なる。ジョージアの場合は2泊3日の日程で2GB分、15日間有効のものを10ドルで購入した。節約したこともあるが2GBであれば十分だ。ヨルダンの時は1GB分、7日間有効のものを6.5ドルで購入した。日程は同じく2泊3日だったが1GBしか購入しなかったのは、1GBの次の購入単位は3GBで18ドルだったからだ。本来は2GBくらいが丁度良いので、まずは1GB分を購入して足りなくなったら1GB追加すればよいと思ったが、結局は不要だった。

設定は少しだけ面倒だが、慣れれば入国審査で並んでいる間に可能だ。初めて購入したジョージアの時はまさにそうだった。空港のwi-fiに繋ぎ、並んでいる間に設定が完了している。10分ほどだった。但し注意点がある。事前に購入する場合でも、実際のeSIM設定は目的国に入国してから行う必要があるようだ。ヨルダンの場合、入国前に手配しようとして設定が途中で止まってしまい、再購入する必要があるかと心配になった。(結局不要だったが)

このAiraloは比較的大手のようだが、おそらくは他でもサービスに大差はないのではないか。実際のところ、1GB単位で5ドル以上も払うのはかなり割高だと思うが、恐らくは空港で買う物理的なSIMより安いと思う。私は今後旅行先ではeSIMにするつもりだ。