一歩下がって考えてみた-Black tee thinking

50代、海外在住です。日々気づいたことを書き溜めています。

Apple Vision Proは将来オフィス利用されるデバイスになるか(2023年6月6日)

とうとうAppleからVRゴーグルが発表された。とは言っても一般的なVRゴーグルとはかなり異なる。眼球の動きや(素手の)手の動きがトラックされて操作に反映される。動画を見て「マイノリティレポート」を思い出した50代のおっさんは多いはず。未来はここまで来たか。

但し気になるお値段は3500ドルからなので、気軽には手を出せる金額ではない。90年代初めのパソコンの値段が思い出される。感覚的には50万円近く。昭和のオッサン的には軽自動車1台分に思える。スズキアルト、47万円だったし。

この製品、最終的にどうなるのだろうか。10年後に今のiPhoneiPadと同じくらい普及する未来があってもよいと思う。そのカギはオフィス利用ではないか。法人が購入できるくらい、実務に使えるかどうかがポイントになりそうだ。要はワード、エクセルが使えるかどうかだ。

その為には入力がしやすくなることが大前提だ。発表されたApple Vision Proでは指と音声、目線で操作することになっている。手元のキーボードやマウスも使えるはずだが、デバイス内の空間で入力が完結できる仕組みがあれば、使い勝手は飛躍的に高まる。そうなると、やはりマイノリティレポートのトム・クルーズの再現みたいになるのだが。

ビデオ通話やビデオ会議に使えることも重要だ。今はゴーグルをかけているので難しが、表情を読み取って写真の表情を動かすような仕組みは出来ないものか。そうすれば、女性の化粧問題はなくなるし、写真を加工することでアバターのようにもできる。可能性としてはありそうだ。

コスト的には今の半額くらいが一つの目安だろうか。25万円なら私も喜んで購入するのだが。